私は「断捨離」という考えが好きではありません。理由をつけていろいろ言っていますが、結局はモノを大切にしていないからです。この「断捨離」絶世期の頃は、日本中で、「まだ使えるのに」というゴミの量が増えたのではないでしょうか。
なぜ今使っていないだけで、理由もなく捨てなければいけないのか。意味が分かりません。モノを減らしたいと思うなら、買わなければいいだけです。
私はまず、必要なものがあればすぐに買わずに、家にあるもので代用できないか、家にあるもので作れないか一生懸命考えます。めちゃくちゃ検索します。
検索サイトだけでなく、Pinterest、YouTubeなどいろんな媒体で調べます。
すると、先人たちの知恵がたくさん検索に引っかかってきます。
お金をかけずとも代用できるという嬉しい情報もあれば、「それ新しく他のモノを買わないと作れないじゃん」という内容で、代用を諦めることを後押ししてくれる情報もあります。
家にあるもので代用できるのがわかったときの嬉しさっていったら半端ない。
モノ1つに対して1仕事ではないと思います。自分が知らないだけで、見方を変えれば、別の使い方ができるはずです。
昔、ジムロート冷却器を使って実験していたとき、教授が「使いたい実験機材がないとき、先人たちは、手元にあるものを代用して実験した。」と余談で話していました。何気ないその言葉が、私の胸に思いっきり刺さりました。
当たり前のことなのでしょうが、
「テキスト通りの機材がなくても実験できないということはない」
その言葉が、当時の私には衝撃的でした。
今使っていないからという理由で、一度手放してしまうと二度と帰ってきません。他に何かに使えるものかもしれません。
なので私は断捨離が好きではありません。
だからといって何でもかんでも置いておくのもスマートだとは思っていません。
「スペース確保」と「今後使用できる可能性」を天秤にかけて整理しています。
今後何かに代用できるかもしれない振り幅のあるモノは、自分が捨てることを納得できるまで、むやみに捨てないようにしています。
「買う前に作れないか考える」
この思考があれば、むやみにモノを買うこともなくなると思ってます。


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